今日は子ども達が楽しみにしていた子どもフェスティバルでした。 このイベントは、子ども達が子ども銀行券を1人2,000円ずつ持って、実際に市販されている品物を対面でコミュニケーションをしながらお店で買う、お店屋さんごっこです。 売り手は全員お母様。 子ども達は、子ども値段に設定された品物をお母さんのお店に行って購入します。 ごっこ遊びですから、お母さん達には予めお店の人になり切っていただく事をお約束しています。 言葉遣い、売り方等を打合せし、子ども達をあくまでもお客様とみなして販売に徹していただきました。 子ども達にとって、対面でお金をその場で払って品物を手に入れる方法は、最近ではなかなか味わえない情景です。 また、自分の持ち分のお金の範囲で自分が欲しい物を購入します。 お金は全部使い切る約束になっています。 当然、1・2才プレスクールと年長さんでは、売り手も全く違った対応をしなければなりません。 初めての子育てをされているお母様にとって、子どもがどのような発達をするのか、1・2才児と年長児ではどれぐらいの差があるのか、この機会に体験をしていただけます。 このように、子ども達もお母さん達も、お互いに学び合う機会でもあります。 理屈はともあれ、今日は子ども達にとって自由にお金を使って好きなものを買える、天国のような楽しいひと時でした。 子ども達は、普段見せないような笑顔を見せてくれました。 そして、ひとりひとりが大変満足気な表情で、ひとつの事柄を達成した自信が表われていました。 口々にお父さんやお母さん、お家の人にもお土産を持って帰る事への喜びや期待感も感じられ、大変有意義なお買い物ごっこでした。 このような場を真剣に作って下さった役員の皆様、そして子ども達の為にご協力いただいた全保護者様に、心から厚く御礼申し上げます。