音楽会のリハーサルを行いました。 子ども達は本番さながらに、真剣に演奏してくれました。 このように一堂に会して順番にやってみると、それぞれのクラスの良い点、悪い点がはっきりと見えてきます。 特に担任の先生の個性が、そのままクラスに反映されていることを如実に感じます。 クラスというものは、担任の意図と、その時々の子ども達の持ち前の性格等でクラス全体のカラーが決まっていきます。 そしてこのように、園としての行事の時は、それプラス園の方針、園長の考え方により、幼稚園としての形態が形作られます。 みかのはらの特長は、保育方針にもあるように、明るく賢く元気な子が目標ですが、行事毎にその目標は微妙に異なります。 今回の音楽会で言いますと、音楽を柱にした保育を理念としておりますので、子ども達には他園以上に音楽を心で味わい、より専門的で、先生も子どもも音楽を愛し、心からの音を作り出すことだと思っています。 その為には、舞台に立った時の態度、人の演奏を聴く時のマナー、そして何よりも自分が演奏する時には、自分の持てる全てを発揮して、心を込めて歌いあげる心持ちを、先生も子ども達も皆で協力して作り上げることが大切です。 最後にはヴァイオリン専門の袴田先生や、ピアノ専門の村穂先生の生演奏にじっと耳を傾け、心洗われる時間を過ごしました。 このような演奏を聴いて憧れを持ち、また自分達の演奏に磨きをかける努力を惜しまず、皆で素晴らしいハーモニーを醸し出したいと思います。