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2021.12.14
12月14日(火)
今日は年中さん達の初めてのお茶のお稽古がありました。 第一回目は、とにかくお茶に親しみを感じてもらうことがねらいです。 子ども達に一口チョコレートのお菓子と、髙岡先生が点てて下さったお抹茶を飲んでもらいました。 本日のお茶は、お詰めが小山園、お茶名は『和光』です。 お抹茶の中でも甘みの強い、最高級のお茶です。 子ども達は初めて見て、初めて口にする子も多いようでしたが、みんな「おいしい」「甘い」と好評です。 でも、初めからお茶は苦いものと決めてかかっている子もいて、涙ぐみながら飲んでいる子もいました。 初めてのものって、何だか興味はあるけど怖いという心境が誰しもあると思います。 子どもならなおさらです。 だから、良いもの、美味しいものを初めて口にして、こんなものなんだと納得してもらいたいと思います。 髙岡先生は、いつも私のこのような意図を十分汲み取って下さり、子ども達に良いものを、そして本物のお茶とは、お茶の心とは、人をもてなす気持ちや優しさ、人に対する思いやり等を子どもに伝えて下さいます。 だからお茶の時は、一通りの形は大切なので教えますが、それよりもっと大切なお茶の心、そして千利休さんから延々と続いている日本の伝統文化を、少しでも子ども達に理解してもらえるよう、お茶の時間を大切にして下さっています。 当園の子ども達は、形は最初からできています。 本当に見ていても気持ち良く、お茶の世界にぴたっとはまり、その姿勢は素晴らしいです。 私が見ていても、はっとするぐらいです。 こんな素敵な空間を幼稚園生が演出できるなんて、本当に素晴らしいです。 他のクラスでは明日の終業式を前に、子ども達が床をぞうきんできれいに拭き上げてくれました。 きれいになって気持ちいいね。 みんなは、幼稚園の教室で気持ち良く過ごした毎日に感謝しながらお掃除してくれました。