園内は昨日のマラソン大会の余韻が未だ残っているような雰囲気です。 やはり2年間停止していたことが、こんなにも子ども達にとっても大きな影響を及ぼすとは思いませんでした。 というのも、子ども達は順次卒園して新入園児が入ってきてと、1つの流れの中に居るはずなのに、行事の1つが無くなることで、そこに込められた思いや期待がそのまま次の年に残っていくことを初めて感じているからです。 私達職員は何年も同じように行事を企画し、その年その年でうまく運べるように考え実行し、1つずつこなしているわけですが、幼稚園の行事の中でその1つ1つが大きな働きをしているようです。 行事をする時には、私達も子ども達も「本気」になることがこんな風に後々までも影響するのかもわかりません。本番に臨む時の気持ちは、大人も子どもも変わらないのです。 1つ1つの行事は「本気」を出させてくれるのだと、行事をこれからも大切にしてゆきたいと思います。