この世に生を受けてわずか数年。しかしこの幼児期こそは水が砂にしみこむようにどんどんまわりの環境を吸収して育ちます。「三つ子の魂百まで」のことわざ通り、人間性の基礎・基本をつくる大事な第一歩。いきいきとした子供たちはまさに次の時代の大切な人材となります。
大脳生理学の知見によって明らかにされた幼児の大脳発達をめぐる新しい認識と、音楽による情操教育が「みかのはら幼稚園」の幼児教育の根幹です。脳が一生のうちいちばん著しい発達をとげる「現在(いま)」。頭も心も体も大きく豊かに育つ「現在(いま)」を私共は何よりも大切にしたいと考えています。光る個性も創造性も、放っておいて育つものではありません。「知・情・体」の三位一体の総合的な経験をくりかえし、段階を踏みながら毎日与えればこそ、本来の子どもらしさが育ち、豊かな感性や情操が芽生えます。
すなわち私共の実践する幼児教育とは、子供たちの生活のあらゆる局面で「知・情・体」の調和のとれた環境を整え、「動きとことばとリズム」を基調としたもっとも大切な生活体験を与えていく積極的な働きかけにほかなりません。
そのひとつひとつが子どもたちの自ら育つ意欲を引き出し、生きる喜びへと昇華していくものでありたい。その育成に最適のプログラムが私共の教育実践なのです。開園以来四十年間、一貫して行ってまいりました「みかのはら幼稚園」の幼児教育を、大きな理想のもとに豊かに子どもたちを育てるという願いを同じくする教師・保護者の皆様とともに今後とも力を合わせて精一杯に励んでまいりたいと思います。
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